性器ヘルペスは女性の方が発症しやすい!?性器ヘルペスの注意点

性器ヘルペスとは

性器ヘルペスの原因は単純ヘルペスウイルスの感染によって生じます。
単純ヘルペスにも1型と2型の2種類あり、1型では口唇が最も多く上半身に症状が出ます。

2型では性器やその周囲と主に下半身に症状が見られるといわれていましたが、最近ではオーラルセックスの増強と共に1型と2型の区別がはっきりしないというのが現状のようです。

一度ヘルペスウイルスに感染すると、症状は出さなくとも腰仙骨神経節に潜在することになります。

男性よりも女性に多く発症するといわれていますが、再発する人や再発頻度は性別関係なく、個人によって異なってきます。

性器ヘルペスの主症状は性器やその周辺にできる水ぶくれ状の発疹です。

発症部位が性器ということもあって精神的にも大きなダメージを受けながらも、医療機関の受診をためらう人も多いと思われますが、症状を早期に改善するにはやはりきちんとした治療を受けることが最善策ではないでしょうか。

新宿駅周辺や西新宿にも多くの皮膚科がありますので、自分に合った病院を選び受診することが良いと思われます。

性器ヘルペスの原因

性器ヘルペスの原因のほとんどはヘルペス感染者との性行為となります。

ヘルペスウイルスは粘膜に付着し粘膜の細胞内で増殖していきます。

ウイルスは増殖することで命をつないでいくのですが、人の免疫機能がその存在を知ると防御しなければならないため炎症を起こしていきます。

こうした免疫反応が動き出すまでの時間を潜伏期間と言い、ヘルペスウイルスは4~10日程度といわれます。

潜伏期間で本人が無症状であっても性行為によってパートナーにも移り、感染は拡大していきます。

また初感染の後に症状が落ち着いたあとも再発が起こりますが、そのきっかけとなるのが免疫力が低下した時や、女性であれば生理前などホルモンのバランスが崩れた時などといわれます。

一度感染すると、こういった再発することが稀ではないと認識しておくことも重要なポイントとなるでしょう。

性器ヘルペスの注意点

性器ヘルペスに感染すると、水ぶくれや痛みなどが必ず生じると思い込んでいる人がいるかもしれませんが、感染者の6割程度は無症状ということも言われます。

潜伏期を終えた後も無症状であれば本にも気が付かず、パートナーに感染するリスクが高まってしまいます。

また再発しない無症状な時期でも皮膚表面にはウイルスが現れているということが言われていますので、どういったケースでもコンドームを使用し、感染しない、感染させない配慮が必要となります。

ウイルス感染の条件には免疫力が低下することは基礎となるため、日頃からストレスをためないように、寝不足や偏食などにならないように自己管理していくことが重要です。

身体に異変を感じた、または皮膚において心配な点があるといったときには、新宿・西新宿の皮膚科にまずは相談することをおすすめいたします。